Room26 音楽へのいざない~バッハ

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注) 下記の講座は終了しました

Room26のテーマは12月にピッタリのバッハであります。
クラシック音楽の原点ともいうべき巨人バッハの名曲は、
実はロックの名曲にも多用されています。
トッカータとフーガはディープ・パープルのHighway Starや
Burnのコード進行にじわりと効いており、プロコル・ハルムの青い影に至っては
G線上のアリアそのものであります。

クラシック音楽というと、モーツァルト、ショパン、ラフマニノフは
よく聞くけれど、バッハは何か堅苦しくて苦手という方には、是非ご参加
いただきたい内容です。バッハがきっと好きになること請け合いです。

  • 神戸会場 2013年12月7日(土)

講習時間・参加費用

※会場別に異なりますので
 右の申込み欄をご確認ください

※終了後の交流会費用は別途

開講会場

岡本会場

四日市会場

三宮会場(レ・ヴィーニュ)

申込方法

参加申込はご希望の日時を選択頂き、申込ボタンを押下して下さい。

キャンセルの場合

テキストの準備のため、キャンセルされる場合は開催日の3日前までにご連絡ください。
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テキストはご指定の住所宛てに郵送します。到着後、同封のご請求書記載の
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サロン開講によせて

ショパン、ベートーヴェンに続き、今回の音楽はJ.S.バッハを選んだ。バッハといえば、子供のころ、音楽室の壁に貼っ てあった肖像画に「音楽の父」と書いてあったことを思い出す。隣に貼られていたヘンデルはバッハと同年に生まれているが、こちらは男でありながら「音楽の 母」なのはなぜかと疑問に思ったことはともかく、音楽の父というからには、バッハこそ音楽の生みの親のような存在かと思っていた。しかし、実際には、バッ ハはイタリア、フランス、イギリスのそれまでのルネッサンスからバロックまでの音楽を大いに吸収した上で、独自の音楽を築き上げているのである。

バッハの作品は、複数旋律が同時に進行していくポリフォニーに特徴がある。代表作「インベンション」では、2声、3声と いってメロディー(主旋律)が同時に2つや3つ進行する。右手がメロディー、左手が伴奏に慣れている人にとっては、演奏は難しい。左手も右手と同じように 旋律を弾くし、10本の指で同時に3つや4つのメロディーを進行させなければならない場合もある。感覚的ではなくかなり論理的に弾かなければならない。作 品の多さでも群を抜いている。バッハの作品につけられているBWV番号は1000を超える。

バッハのことはよく知らなくても、G線上のアリア(管弦楽組曲第3番ニ長調)、冒頭の出だしが衝撃的なトッカータとフー ガニ短調、「主よ、人の望みの喜びよ」のコラール(教会カンタータ147番)は聞いたことがあるはずだ。ベートーヴェンは、バッハはBach(小川)では なくMeer(大海)であると言った。また、ショパンがマジョルカ島へジョルジュ・サンドと逃避行したとき、唯一持って行った楽譜はバッハの平均律クラ ヴィーア曲集であったという。さらに、時代は現代に飛ぶが、ハードロックの世界では、バッハのコード進行が使われている例があるという。バッハが後の大音 楽家に与えた影響は計り知れない。音楽の父という意味は、おそらくバッハ以降の音楽に与えた影響が計り知れないくらい大きかったからであろう。

バッハの音楽は、現代人にとっては堅苦しい印象があるかも知れない。確かに、その大半が教会音楽であり、厳格な形式に則 り、聞いて楽しいというわけにはいかない。バッハの時代はバロックから古典への移り変わりの時期で、それまで全盛だったポリフォニーから、主旋律と伴奏か ら構成されるホモフォニーへの移り変わりの時期でもあった。だから、バッハの生きていた時代でさえ、バッハは古い、面白くないと言われていたのである。し かし、バッハの音楽は時代を越えて受け継がれ、これからおそらく人類が滅亡するまで生き続けるだろう。その理由を解き明かすのが今回のサロンの目的であ る。

サロンではバッハを鑑賞する上でのポイントをいくつかご紹介したい。きっと、バッハがこれまでとは違って面白くなるはずだ。人類が生んだ大天才、バッハをよく知らないのはもったいないと思うのであるがどうだろう。