Room95 宇宙へのいざない~宇宙と天体

注) 下記の講座は終了しました

  • 岡本会場 2022年7月23日(土)
  • 岡本会場 2022年7月26(火)

講習時間・参加費用

※会場別に異なりますので
 右の申込み欄をご確認ください

※終了後の交流会費用は別途

開講会場

岡本会場

三宮会場(レ・ヴィーニュ)

東京会場

申込方法

参加申込はご希望の日時を選択頂き、申込ボタンを押下して下さい。

キャンセルの場合

テキストの準備のため、キャンセルされる場合は開催日の3日前までにご連絡ください。
それ以降のキャンセルに関しては、テキスト代+送料計4,000円(税込)をお支払いただきますので、予めご了承ください。
テキストはご指定の住所宛てに郵送します。到着後、同封のご請求書記載の
パスカル銀行口座までお振込願います。(振込手数料はお客様ご負担となります)

サロン開講によせて

宇宙・天体関係のサロンは、これまで、Room3太陽系(2010年)、Room9地球(2011年)、Room15宇宙開発(2012年)、Room33宇宙論(2014年)と初期のサロンでほぼ毎年扱ってきた。そして、Room33の宇宙論から8年が経過したが、この間に、ハッブル宇宙望遠鏡後継機としてジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げられたことや、日本では「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」からのサンプルリターンを完璧にやり遂げたこと、金星探査機あかつきがメインエンジンの故障により当初の予定から6年遅れて2016年4月、無事に金星の周回軌道に入り、大量の写真を撮影したこと、などが記憶に新しい

しかし、依然として宇宙の深い謎は、一向に解き明かされていない。例えば、ダークマターやダークエネルギーは全く見つかる気配がない。また、宇宙誕生直後から現在にいたる歴史は、誕生の瞬間は別にして、理論的にかなり確からしくなってきてはいるものの、一方、未来の宇宙がどうなるかについては、いまだに複数の可能性すなわち、加速膨張を続けてすべてがばらばらになるのか、膨張がどこかで止まって静止するのか、あるいはいずれ収縮して最後にビッグクランチとなるのか、全くわからない。それもこれも、ダークマターやダークエネルギーが見つからないことが大きく影響しているのである。我々の寿命は宇宙の最期と比較するにはあまりにも短いので、この謎を心配することはないのであるが、しかし、どうなるのだろうと疑問を持つことこそ、ホモサピエンスならではの特権であろう

ということで、今回のサロンでは、宇宙の謎の解決に迫るような新たな情報がないのが残念であるが、このテーマに初めて接する方も増えてきたので、宇宙と天体についての基礎を、データを新たにした上でしっかり説明する。天体の分類については詳細な解説を追加し、また、日本の宇宙科学者が大活躍している宇宙の大規模構造のシミュレーションの成果、さらに、オーナーが日々気になってはいるが詳しくは知らないいくつかの話題(惑星直列、ワープ航法、ダイヤモンド惑星、惑星改造計画)についても取り上げた

最近、星を見る時間が少なくなったように思うが、たまに、夜空を見上げて、土星と木星が近かったりすると、なぜかうれしい。我々の体は、すべて星屑でできているからかも知れない