Room78 生命へのいざない~ウイルス
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サロン開講によせて
2020年は、歴史に残る重要な年になることは間違いない。中国武漢で発生した新型コロナウイルス(COVID-19)が全世界で猛威をふるい、WHOによれば、2020年7月31日現在、世界での感染者は17,064,064人、うち、死亡者は668,073人で、増加の傾向が収まっていない。 一方、日本は非常事態宣言解除後、PCR検査数の増加に伴い、感染者は本日現在も過去最多を記録するなど、増加傾向にある。しかし、欧米諸国と比較してその死亡率は非常に少ない。なぜ、少ないかということについて、人種、生活習慣の違いなどがよく言われることであるが、京都大学の上久保教授による詳細なデータ分析によれば、武漢から入ってきたS型、K型のウイルスによってすでに集団免疫が確立されているからでそうである。これが正しいとすれば、3密や緊急事態宣言などの政府の政策は、ほとんど意味のないことになる。はやく教授説の真偽を知りたいものである。
Room78では、人類が長きにわたって闘い、そして共生し続けているウイルスについて、その基本的な知識を押さえる。人は、見えないものに対しては、不安、恐怖を感じるものである。放射線しかり、ウイルスしかりである。インフルエンザには絶対かかりたくないが、オーナーは、インフルエンザのワクチンを一度も接種したことがない。理由は簡単である。インフルエンザウイルスに関しては、変異がはやいので、ワクチンはたいして効かないだろうと思っているからである。もちろん、ワクチンがその年の流行するウイルスのタイプに合致することもあるだろう。しかし、確率は低いとみている。実際のところ、どうなのであろうか?専門家にもさまざまな意見があるので、判断できない。結局は、自分なりに調べ、専門家の意見も参考にしつつ自分で納得する結論を出すよりほかはない。新型コロナウイルスにしても、感染を防ぐ行動をとることが本当に正しいのか、判断に迷う。
ところで、ウイルスに関して必ず出てくる定番の質問がある。それは、ウイルスは生物か、生物でないかである。専門家でも答えが決まっていない難問である。ウイルスは、DNAまたはRNAに納められた遺伝情報をタンパク質の殻で囲っているだけのモノである。しかし、宿主に感染すると、インベーダーのようにふるまい、宿主細胞を破壊してさっさと次の宿主へと移っていく。これを、無生物であると言い切れるだろうか?みなさんと一緒に考えてみたい。これからも、人類は生存している限り、ウイルスとの共生は避けられない。知ることは、喜びであるとともに、このテーマに関しては、自身を守ることにもつながる教養である。