Room73 日本へのいざない~自衛隊

注) 下記の講座は終了しました

  • 岡本会場 2019年11月9日(土)
  • 岡本会場 2019年11月18日(月)

講習時間・参加費用

※会場別に異なりますので
 右の申込み欄をご確認ください

※終了後の交流会費用は別途

開講会場

岡本会場

三宮会場(レ・ヴィーニュ)

東京会場

申込方法

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キャンセルの場合

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サロン開講によせて

日本には平和憲法がある。第9条には、戦争の放棄と、戦力の不所持が高らかに謳われている。そして、憲法擁護者が心酔し、ノーベル平和賞さえ視野にいれているこのアメリカ製の憲法は、70年以上一度も改正されることなく、日本人の魂となっている。しかし、この憲法には長年、未解決問題が存在する。それは自衛隊が憲法で定義されてないことである。法的には、日本は憲法によって戦力を持てないのだから自衛隊は軍隊ではないということになる。しかし、世界の誰が、自衛隊が軍隊でないということを信じるだろうか。国連でも軍隊として同等に扱われているはずだ。政府の詭弁を弄した解釈は別として、自衛隊は、実質的には紛れもない軍隊である。そして、その実力は、世界に誇れるものである。

しかし、国民の血税で作られた、日本国民を外敵から守ってくれるはずの自衛隊が、いざ、有事となった際には、その実力を発揮できないのである。理由は明白。憲法ならびにその解釈によって、行動が縛られているからである。では、その憲法を早く改正すればよいとオーナーはずっと思っているのであるが、先の戦争でアメリカに徹底的に国土も精神も壊滅されられた日本人は、どうも平和ぼけして、9条があるから、日本は戦争に巻き込まれないと堂々と主張する人までいる。それも、かなり教養のある方々がおっしゃるのである。

自衛隊は、日本人にとっては、自然災害救助でとても役立っていることは間違いない。自衛隊法によって、災害救助は法的に自衛隊の任務であって、内閣総理大臣や都道府県の要請があれば出動する義務がある。しかしである。自衛隊の本分は、日本国を戦争や紛争の脅威から守ることのはずだ。このあたりまえのことを、日本人はもっと真剣に考え、われらが世界に誇る自衛隊を堂々と世に出すべきであると思う。

今回のサロンでは、この自衛隊にチャレンジする。なかなかの難題であるが、自衛隊の成り立ち、自衛隊と憲法との関係、組織や装備について基本を押さえたい。日本をこよなく愛しているオーナーとしては、自衛隊が一日も早く、国防軍として憲法で規定され、自衛官が日本国軍人として、誇りをもって、気持ちよく働いてもらえるようになる日がくることを切に願うばかりである。