Room45 物理へのいざない~電気

注) 下記の講座は終了しました

  • 神戸会場 2016年 4月 23日(土)
  • 大阪会場 2016年 5月 23日(月)

講習時間・参加費用

※会場別に異なりますので
 右の申込み欄をご確認ください

※終了後の交流会費用は別途

開講会場

岡本会場

三宮会場(レ・ヴィーニュ)

東京会場

申込方法

参加申込はご希望の日時を選択頂き、申込ボタンを押下して下さい。

キャンセルの場合

テキストの準備のため、キャンセルされる場合は開催日の3日前までにご連絡ください。
それ以降のキャンセルに関しては、テキスト代+送料計4,000円(税込)をお支払いただきますので、予めご了承ください。
テキストはご指定の住所宛てに郵送します。到着後、同封のご請求書記載の
パスカル銀行口座までお振込願います。(振込手数料はお客様ご負担となります)

サロン開講によせて

人類にとって最も役に立っている発明は何かと問われれば、オーナーは迷わず「電気を使えるようにしたこと」と答える。電気の存在自体は、雷や静電気という現象で、太古の昔から知られていたが、1831年にマイケル・ファラデーが発見した電磁誘導の法則が文明社会に大革命をもたらした。人類は、電気を創りだし、利用する術を身に付けたのである。現代文明は電気なしには成り立たない。我々は電気からどんな恩恵を受けているかを考えてみるとよい。スマートフォン、コンピュータ、インターネット、クレジット決済、照明、家電、空調、ヒーター、モーター、電車、通信、レーダー、CTやMRIなどの医療機器、印刷、など限りない。人の活動のすべてを支えているといってよい。そして、我々はコンセントにプラグを差し込めば電気はいつでも使えるとこにすっかり慣れている。阪神淡路大震災の日、オーナーが住む御影も当然停電になったが、幸い夕刻には復旧した。夕食は、冷凍していたステーキを電子レンジで解凍し、ホットプレートで焼いていただいた。ガスと水道はなかなか復旧しなかったが、電気がすぐに開通して気持ちが少し和らいだものである。

 

さて、みなさんは電気についてどれくらい知っているだろうか。サロンでは、電気についてのさまざまな疑問に答えていこうと思う。そもそも、電気の正体は何か。どういう仕組みで発電するのか。モーターはなぜ回るのか。電気と磁気の関係は何か。なぜ直流ではなく交流で送電するのか。白熱電灯、蛍光灯、LEDそれぞれの発光の仕組みはどうなっているのか。コイルとコンデンサーの役割は何か。リニアモーターとは何か。雷の電気エネルギーを利用できないのか。電線の中を電子はどれくらいのスピードで動いているのか。できれば、模型などを使って説明を試みてみたい。

 

教養サロンは、人類の叡智に触れ、驚き、納得し、感動することが狙いである。その意味では、電気は誠にサロンにふさわしいテーマであると思う。みなさんが、電気をより身近に感じ、その不思議に興味を持ってもらえれば、オーナーとしては目的を果たせたことになる。