Room15 宇宙へのいざない~宇宙開発

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注) 下記の講座は終了しました

Room15は夏のテーマにふさわしい宇宙開発です。
国際的な宇宙技術の切磋琢磨の連続、国家間の軍事・資源獲得競争、

宇宙に魅せられた人々の未知のミッションに挑むドラマの数々。

現在の先端技術の凄さと共に、

極限に挑むチームの知恵と工夫のエピソードなどが添えられたら、

ご自身のチーム内でのミーティングも、お子さんとの対話も、

きっといい時間になると思います★

  • 神戸会場 2012年 7月28日(土)
  • 大阪会場 2012年 8月6日(土)

講習時間・参加費用

※会場別に異なりますので
 右の申込み欄をご確認ください

※終了後の交流会費用は別途

開講会場

岡本会場

三宮会場(レ・ヴィーニュ)

東京会場

申込方法

参加申込はご希望の日時を選択頂き、申込ボタンを押下して下さい。

キャンセルの場合

テキストの準備のため、キャンセルされる場合は開催日の3日前までにご連絡ください。
それ以降のキャンセルに関しては、テキスト代+送料計4,000円(税込)をお支払いただきますので、予めご了承ください。
テキストはご指定の住所宛てに郵送します。到着後、同封のご請求書記載の
パスカル銀行口座までお振込願います。(振込手数料はお客様ご負担となります)

サロン開講によせて

オーナーが小学生の時、SF映画の巨匠アーウィン・アレンの『宇宙家族ロビンソン(原題 Lost in Space )』が放映された。地球に一番近い恒星αケンタウリを目指して、冬眠状態のロビンソン家族を乗せた宇宙船が地球を出発する。スパイの潜入によって、軌道が狂い、どこかの星に不時着する話であった。人類はロビンソン家のように、いつか宇宙旅行ができる日が来るのだろうか?

宇宙とは、時間と空間を意味する言葉である。人類は宇宙の誕生が137億年前のビッグバンに始まり、今も宇宙空間が膨張し続けていること、宇宙には2000億の銀河と銀河ひとつに2000億の恒星があること、宇宙空間の大部分は目に見えない暗黒物質と暗黒エネルギーで満たされていることを知っている。そして、宇宙の質量の起源となる最後の粒子ヒッグス粒子がようやく見つかったらしいことが大ニュースとして世界を駆け巡った。まだまだ宇宙の謎解きはスタートラインについたところである。

人類の宇宙探索への挑戦は、1957年のソ連の無人人工衛星スプートニク1号の成功に始まったと言えるだろう。失敗続きのアメリカをしり目に、初の有人宇宙飛行も成功させた。これに対抗して、アメリカは1961年のケネディ大統領の歴史に残るスピーチによって、1960年代中に人を月に送り込むと宣言した。そしてアポロ11号は1969年7月20日、ふたりのアメリカ人を月面に着陸させ、起死回生の大逆転を演じた。オーナーは、中学3年の時、このテレビ中継に釘付けとなった。その後宇宙開発は、無人惑星探査、スペースシャトル、ハッブル宇宙望遠鏡、国際宇宙ステーションへと進化している。日本の宇宙開発の歴史は、戦後東大の糸川英夫博士が開発したペンシルロケットが原点であり、それから60年かけて小惑星探査衛星はやぶさの成功まで辿り着いた。

次回の教養サロンは、人類の宇宙開発の歴史とその技術に迫る。人工衛星の基礎理論、ロケット技術等、いつものようにメカニズムを押さえた上で、これまで太陽系や銀河宇宙に関して人類が成し遂げたこと、これから目指すことを明らかにする。ニュースで取り上げられる宇宙の話がより身近に感じられ、より深く理解できるようになるだろう。宇宙をテーマに子供達と未来を語る時間がより一層充実すること請け合いである。お待ちしています。