Room62 スポーツへのいざない~オリンピック

注) 下記の講座は終了しました

  • 岡本会場 2018年6月2日(土)
  • 岡本会場 2018年6月27日(水)

講習時間・参加費用

※会場別に異なりますので
 右の申込み欄をご確認ください

※終了後の交流会費用は別途

開講会場

岡本会場

四日市会場

申込方法

参加申込はご希望の日時を選択頂き、申込ボタンを押下して下さい。

キャンセルの場合

テキストの準備のため、キャンセルされる場合は開催日の3日前までにご連絡ください。
それ以降のキャンセルに関しては、テキスト代+送料計3,600円(税込)をお支払いただきますので、予めご了承ください。
テキストはご指定の住所宛てに郵送します。到着後、同封のご請求書記載の
パスカル銀行口座までお振込願います。(振込手数料はお客様ご負担となります)

サロン開講によせて

オーナーにとって、4年に一回開催される近代オリンピックは、人生を振り返るときの一つの指標となるが、とりわけ、1964年の東京オリンピック(第18回)は、オーナーが多感な10歳のときで、記憶は鮮明である。東洋の魔女の女子バレーボール、ウェイトリフティングの三宅義信、体操個人の遠藤幸雄の金メダルには、胸がすく思いであった。しかし、悔しい思い方がはるかに多い。男子水泳自由形で4個の金を獲得した米国の18歳ドン・ショランダーは、水泳日本を完膚なきまでに叩きのめした。マラソンでは、エチオピアのアベベ・ビキラがトップでゴールした後、疲れた様子を全くみせず、整理体操をしていた。円谷幸吉は、スタジアムのゴール直前でイギリスのヒートリーに抜かれて銅メダルに終わったが、このとき、多くの日本人がヒートリーを憎んだことだろう。そして、日本のお家芸である柔道。無差別級でオランダのアントン・ヘーシンクは、日本国の期待を一身に背負わされた神永昭夫を、まさに赤子の手を捻るように抑え込んだ。あっけなかった。陸上男子100メートルは黒い弾丸ボブ・ヘイズだ。準決勝で追い風参考ながら9秒9をたたき出し、決勝では10秒0で金メダル。人類初の公式記録としての9秒台は出なかったが、当時審判長を務めていた岡田英夫氏の時計は9秒9を指していたという。5人の審判の手動計測値の平均を公式記録としていたので、残念ながら10秒0にとどまったが、ボブ・ヘイズの決勝は記録が出づらいとされる1レーンにもかかわらず、この記録である。後に天才アスリートのカール・ルイスが出てくるが、オーナーにとっては、ボブ・ヘイズが文句なしにヒーローである。第18回東京オリンピックは、日本人が外国選手のとてつもないパワーとスピードに打ちのめされた、屈辱の大会であった。高度成長の象徴として語られる東京オリンピックであるが、少年オーナーには、世界の中の日本の弱さを思い知らされた大会であった。

2020年に東京で再びオリンピックが開催されることから、オリンピックについて、きちんと整理しておけば、また、観戦の楽しさが膨らむだろうという意図で、サロンのテーマにした。古代オリンピック(オリュンピア大祭)からの歴史をたどりつつ、オリンピックの種目、記録、エピソード、政治とのかかわりなどについて、基礎知識をまとめてみたい。オリンピックは、所詮、欧米人の運動会であり、日本が強くなってくると、彼らは自分らに都合がよいようにルールを変えていくという印象がぬぐえない。そうかもしれない。ならば、何とかそうならないよう、日本もオリンピックの中枢に食い込んで影響力を発揮できるようにしたいものである。たかが、運動会、されど、運動会である。