Room56 日本へのいざない~皇室

注) 下記の講座は終了しました

  • 岡本会場1 2017年9月2日(土)
  • 岡本会場2 2017年9月15日(金)
  • 大阪会場の開催はありません

講習時間・参加費用

※会場別に異なりますので
 右の申込み欄をご確認ください

※終了後の交流会費用は別途

開講会場

岡本会場

四日市会場

申込方法

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キャンセルの場合

テキストの準備のため、キャンセルされる場合は開催日の3日前までにご連絡ください。
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サロン開講によせて

近年、外国人観光客が激増している。私は、彼らが日本のどこに惹かれてやって来るのだろうかといつも興味がある。四季折々の美しい風景、狭い国土にもかかわらず驚くほど多様な自然と生態系、能・狂言・歌舞伎などの伝統文化、美味しくて安全な食べ物、親切で行き届いた客へのおもてなし、というところか。私は当の外国人ではないので、実のところよくわからない。言えることは、彼らが自国では体験できないことを体験しに来るということだろう。それはそれで結構なことであるが、どの国もそれなりに、素晴らしい景観や自然、伝統や歴史、文化、食べ物、風習があり、それらは逆に、彼らの母国の誇りでもあり、我々日本人が海外旅行する理由でもある。
 
しかしである。どこの国も逆立ちしてもかなわないことが、実は日本にはある。それが、天皇を頂点とする皇室である。皇室は1000年以上も途切れることなく、男系の血縁でつながっている。女性天皇は推古天皇以来8人(10代)存在したが、その父親は男系天皇につながっている。女系天皇は一人もいないのである。日本の実在天皇を誰から数えるかについては諸説あるが、系図が正確だとされている第26代継体天皇(在位507-531)から数えるとすれば、実に1510年の間、血統が続いていることになる。これは驚くべき事実である。他国では戦争、内乱があると、王朝が滅亡することが多いため、血統が途切れてしまう。日本の場合も古来より数々の内乱によって政体は朝廷から幕府に移ったりはしたが、国体としての日本が滅亡することはなかった。太平洋戦争によって連合国に占領されても、結局、天皇制は維持され、皇室の血統は継続している。今上天皇は第125代天皇である。
 
このように、日本の皇室というのは、世界に誇れる誠にすばらしい存在であるにも関わらず、国民は皇室について、どれほど知っているのだろうか。悠仁親王の誕生によって、天皇の跡継ぎ問題が少しだけ先送りになったとはいえ、根本解決にはなっていない。また、80歳を超えられた今上天皇が、昨年、ご退位をにじませたお言葉を述べられたことは日本国民にとって大変な衝撃であった。政府はあわてて、退位を一代限りとする特例法を制定したところである。さらに、現皇室19名のうち、皇太子殿下の世代以下の若い世代は12名おられるが、そのうちの9名が女性(妃殿下2名、女王4名、内親王3名)である。皇室の存続問題は、危機的状態なのである。
 
教養サロンRoom56皇室では、なんとなくは知っているつもりであるが、実はよく知らないこの皇室の歴史、制度、慣習、財政について整理する。憲法の天皇の章、皇室典範についてもきちっと勉強してみよう。日本が世界に誇る皇室をよく知り、日本人としてもっと誇りを持てるようになりたいと思う次第である。