Room18 音楽へのいざない~ベートーヴェン

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注) 下記の講座は終了しました

教養サロンRoom18は満を持してベートーベンをピックアップ♪
楽聖ペートーベンの珠玉の楽曲を更に厳選してお届けします!
壮絶な人生が如実に現れた、イノベーティブかつ力強い旋律と構成を
存分に堪能しつつ、ゆく2012年を振り返り、来る2013年に向かって
エネルギーチャージしませんか?

12月8日(土)にいつものパスカル三宮オフィスにて開催します。
これに加えて、2013年2/2(土)の六甲道サロンでは店主田中さんのご協力にて、
素敵なワインバー・LesVignes(レ・ヴィーニュ)での出張サロンを実施します。
ワインを飲みながらベートーベンが味わえるまたとない機会、
ワインファンのみなさんはぜひスケジュールチェックください♪

  • 神戸会場 2013年12月8日(土) 
  • 六甲道会場 2013年2月2日(土)

講習時間・参加費用

※会場別に異なりますので
 右の申込み欄をご確認ください

※終了後の交流会費用は別途

開講会場

岡本会場

四日市会場

申込方法

参加申込はご希望の日時を選択頂き、申込ボタンを押下して下さい。

キャンセルの場合

テキストの準備のため、キャンセルされる場合は開催日の3日前までにご連絡ください。
それ以降のキャンセルに関しては、テキスト代+送料計3,600円(税込)をお支払いただきますので、予めご了承ください。
テキストはご指定の住所宛てに郵送します。到着後、同封のご請求書記載の
パスカル銀行口座までお振込願います。(振込手数料はお客様ご負担となります)

サロン開講によせて

日本人にとってベートーヴェンといえば、何と言っても年末恒例の「第九」だ。また、クラシックに疎い人でも、ジャジャジャジャーンの「運命」や「エ リーゼのために」にくらいは知っているだろう。音楽室の壁に貼ってある「楽聖ベートーヴェン」の肖像画を覚えておられる人も多いのではないだろうか。私と ベートーヴェンの出会いは、幼少のときに家にあった交響曲第5番「運命」のレコードである。幼い私は何度も何度も聴いた。だから、「運命」は最初から最後 まで主旋律だけでなく、他の楽器パートもだいたい歌える。10歳のころには、ピアノソナタ「月光」の1楽章を弾いて自分で酔った。私にとってベートーヴェ ンは古典派の代表である。モーツァルト、バッハもすごいが、私にはベートーヴェンなのである。みなさんは、ピアノソナタ第17番「テンペスト」をお聴きに なったことはあるだろうか。私がこの名曲に出会ったのは、習っていたピアノの先生が弾いてくれたときで、第一楽章の始めから「ドカーン」と体に雷が落ち た。私にとっては最高のピアノソナタである。力強くそれでいてかっこいい。ピアノソナタ第8番「悲愴」の1楽章や交響曲第7番もベートーヴェンらしい。

ベートーヴェンは時代の異端児である。当時、ハイドンやモーツァルトによって古典派交響曲が完成された。軽快で明確な形式をもつハイドンの作品は 104曲におよび、ハイドンは「交響曲の父」といわれた。ベートーヴェンはハイドンに師事したが、学ぶことはなかったようで、ハイドンの形式を次々と進化 させていった。彼の交響曲第3番「英雄」などは、いきなり「ダ~~ン」とフォルティッシモで入るなど型破りもいいところであり、それを聴いたハイドンは腰 を抜かしたであろう。いつの時代にも、それまでのマンネリを打破し新しい時代を作るイノベーターが出てくるものだ。ベートーヴェンは古典派の代表格ではあ るが、次のロマン派への流れをしっかりと作っていった巨人である。また、ベートーヴェンは教養人としても知られている。古典や詩歌に親しみ、天文学まで勉 強していたという。難聴になり、健康にも恵まれなかったベートーヴェンはまさに努力の人であり、そして恋多き人でもあった。

今回の教養サロンは、一昨年に取り上げたショパンに続いて、クラシック音楽の巨匠ベートーヴェンに迫る。波乱に満ちた生涯とその音楽を解説しなが ら、私がベートーヴェンらしいと感じる交響曲、ピアノ曲、協奏曲を鑑賞する。クラシック音楽にも時代の流行があって、「第九」を除けば、ベートーヴェンは 以前ほど演奏されないようである。重々しく、堅い印象が敬遠されているのかも知れない。確かに、重く、堅いところはある。しかし、先行き不透明で不安な今 こそ、ベートーヴェンに回帰するのもよいのではないだろうか。中心軸がぶれず力強い響きからベートーヴェンの魂の叫びが聞こえてくる。生きているという実 感がある。人に迎合せず、自分軸をしっかりもつことが大事だということを、ベートーヴェンは教えてくれる。今の日本に一番必要なことではないだろうか。